肋。

 久しぶりに髪を一つに結わえた。耳が曝されているのはどうも落ち着かない。そして今日は寒い。いつまでも眠りの中にいたいような日。

 私の肺や膵臓、心臓、それらは私の肋に包まれている。彼らが羨ましい。中に入ってくる外の世界、それも羨ましい。言葉、記憶、人格が吹込まれていく。それら一つ一つの腺は束になり、背骨と化して私を起たせる。

 気づかぬうちに、人は誰しもの背骨になっている。誰かを誰か足らしめてしまう。恐ろしい。私の中に肺があって胃があって、それとなんら変わらず、誰かが何かが私の身体で息をする。私の肋に守られている。

 次々と時は回って、続々と人間が蠢く。目を覆って耳を塞いで、それでも好き勝手中に入ってくる。

 私は一時飢餓状態にあった。今はもうそれにない。聞いているようで聞いていない。嘔吐くけれど嘔吐物もない。酸素を吸うようで吐き出しているだけ。眠っているけれど夢を見ているだけ。

 そういう、生きていることも朧気なまでの飢餓。それはとても苦しかったし、とても甘かったし、伝わってたまるかとも思わせた。

 そのとき、私の背骨は歪に膨れ、私を曲げ、とうとう私を起たせることさえしなかった。腫瘍なのか。破裂したのか。ただ背骨が私を取り込もうと、勝手に動き出したことだけ明白だった。

 前髪が伸びた。

 こんな身体じゃあ小さすぎて受け止めきれない。こんな意識じゃあ脆すぎて歯が立たない。崩れ落ちてしまいそうですので、だれか受けとめてください。肋骨になってください。

(ん)みたいな都合の良さは嫌いだ。

 スクリーンショットの欄に4000枚ほどの写真があるらしい。断捨離したいけれど、その中に埋まっている必要なものを取り出す作業は恐らく途方もなく(まだ手をつけていない)。

 最近は見返すこともなかなかないし。元来アルバムなどに執着するタイプでない。本当に必要なものは烙印のように心に貼りついているはず。そう思うとすべて捨て去ってよい気がする。が、4000枚...捨て方にも秩序がありますからね...何を言ってるんだか...

 

 私はたくさん本を読んで、たくさんの愛しい人に出会い、ほくほくな心地です。そして最近はお友達と比較的頻繁に会い、これもまたほくほくな心地。今度また友だちに会う。それがすごく楽しみ。

 

 今日は夢の中で同級生だった男の子に激怒し、そいつに怒鳴り散らし、机を蹴り倒し、大荒だった。私が真心込めて書いた風景画の下書き。それに非道い扱いで色をつけたから。

 嫌いな人、苦手な人、少ないが、彼は紛れもなく嫌いな人だった。もうじき2年、彼とは会っていないが、彼の言動で気分を害したことを今でも容易く思い出せる。

 私は学校でヘラヘラした態度を取ることがよくあった。そういう時、決まって言わなくていいことまで言ってしまう。私は彼と話さなきゃいけない場面、いつもヘラヘラしていたから、実際彼を傷つけたことがあるはず。

 夢の中で彼と向き合ったとき、私は怒りに任せて捲し立てた。今回、絵に粗雑な扱いをしたこと、そういう粗さが君の中にあるから、言動、行動にもそれが出ていて、いくつも不快な気持ちになったと。目の前に現れないでくれとまで言った。

 そうしたら彼は、君だってこんなことを僕に言ってきたじゃないか。いじめてたじゃないか。いじめてたやつに仕打をして何が悪い。そう言った。

 私はふざけるなと思いながら、いじめを自分がしたと指摘されたことに慄いた。だって彼を傷つけたことがあると自覚していたから。それをいじめだと言われたら、もう自分は件のことを責めようもなく、それを認める他ない。

 私は夢の中では戸惑いもあったけれど、怒りが余裕でそれを超え、なんならいじめなんてなめたこと言うんじゃねえとまで言いそうだった。ただの互いに感じていた嫌悪、憎悪それらをいじめに押し込んで、被害者面して逃げんのは弱く醜くこれだから彼が堪らないんだと。

 目が覚めて酷く落ち込んだ。彼に悪いと思った。私は夢の中で怒りという感情で、全うに彼と向き合ったけれど、それまで現実の彼に向き合っただろうか。苦手意識があるとヘラヘラして自分のレベルを下げて誠心誠意の対応をしない。これが招いた結果じゃないか(夢だけど)。自分の弱さが相手の弱さを引き連れてきた。はぁ。

 最近、よく人を不安にさせたり、傷つけたりしたくないなと思う。現実でめちゃくちゃ考えてたら、夢に出てきた。自戒でしかない。

 えーー!押し黙るしかまだ方法を知り得ません!!!!!距離置くのは短距離走速いからできるはず。論破はこっちが気持ちくなるだけだから絶対にしたくない。結果胸糞悪いし。

 それにしても怒鳴り散らすのも物に当たんのもしたことないから最高だった。その様がまるで父親で面白くなかったけれど。

 守る!!!という気持ち。守り通して、あなたがいるだけで幸せなんだ、それだけなんだ!という気持ちしかないんだけどな。

「だけどね、君が」のそこの君(そこは僕)!

車の中でピザを待っている。今日は本をいくつも買った。金が解けだして街が煩かった。久しぶりに友だちに会うと外はやけに人が多く、今日が祝日だということを教えてくれた。まぁ神経を磨り減らし(というのも人が頭に染み付いて放れない。)ため息の余力すらありません。

お家ですが、12時間ほど寝ていました。昨日は疲れた。

1月になれば大河ドラマは新しく始まるものだったから、来週辺りからドラマが始まると聞いてとても驚く。コロナの影響で、こういったズレが山ほど世界にはあって、そのズレを直す時があると思うと辛い。

んだの考えていた。友だちに会って久しぶりに思い出したことと言えば、繊細さ。

簡単に触れてほしくないもの、大量にある繊細さ私持ち合わせてた。それを丸っきり忘れてた。

そうだ学校だってそうだったじゃん。解像度低めの人間ばかりの有象無象。私もそれに溶け込んで、それでも心や他人に向ける解像度は変えられるわけなかったから、だから磨り減らしまくったし。

だから人間関係も自分なりに向き合ってきたし。

私はそこら辺全部忘れてみんなおんなじ画素数で感情捉えてるって思ってた。そしたら、違ったの。思い出したよ。

 

豊かそうに見える心も誤魔化しって気づいてる。私は私のことを大事に思ってるはず。君以外みたいな言葉宛にならん。終わるもなにもない。

だからね、おんなじくらいで世界を見渡したいよ。それでね、感情と言葉が繋がって笑っちゃうような、それが通じちゃうような君じゃなきゃ意味がないんだよ。

 

小さい頃食べたあんこのお菓子。思い出したら喉が焼けるよう。また明日ってなんか卑怯。悪いことひとつもしていないのに。けど卑怯に思う時点で.....そう意味がない。

餃子。

 久しく人と顔を合わせて話していなかった。一週間振りの昼間の世界とのご対面。故にまず自分作りから。身仕度が終わり、でき上がった私は新しかった。ぐらつく中身を一切見棄て、形はまた遠くへ辿り着いた。

 音楽を携えて外出。余所余所しさは処方箋を貰うことに消えた。空き時間には本屋とカラオケへ。約一時間。薬剤師さん、店員さん、エレベーターでの同席者。挨拶、間、ありがとう。一つ一つこなして人間みたくなっていく。

 そしてバイト先へ。店長と一時間ほどお話した。面接以来じゃないだろうか。二人だけでテーブルを挟んで話すのは。店長は私にコーヒーを淹れてくれた。よく考えればこれも初。美味しかった。

 わたしのこと。店長の過去。わたし。店長。わたし。店長。雑談。

 このような感じでお話終了。なんだか、心地好かった。すごく楽しかった。大好きな雑誌を買って帰った。

 大好きな枝さんのコラム。読んでいたら愛について考えてしまった。「美しい」「愛」これらは特別。敬愛する音楽家は美しいものをつくる。大好きなバンドマンは愛をよく歌う。美しさも愛も彼らが提議してくれたから出会えた。とくに愛と言えば、どういうわけだか、私はいつも愛してると思ってる。恥ずかしげもなく、愛してる!って思ってる。

 この間、「愛されたことがない。」と電話越しに聞いた。私は「え?私あなたのこと愛してるよ。」と言った。続けて、友だちもバイト先の人も愛してると言った。

 私愛されたことあるのかな。私愛されたいのかな。と考えてみると、なんだか私にはそういう問いは要らなかったという結論に。

 だって友だちと一緒にいると愛に満ち溢れるもん。バイト先に行くと愛に出会うもん。教えてくれるもん。

 愛ってそこら辺にばらばら散らばるものじゃない。花が蕾から開花するようなそういう瞬間。その瞬間を見逃さないこと。私はそれがものすごく得意で、だから愛に満ちてるし、自分も色々な個々へ向けた愛がある。

 彼には効かない愛かもしんない。彼が愛されたって思える瞬間ってどこにあるの?じゃあ私の愛ってなに?

 家路につくと、歩道橋から空が見えた。私の大好きな色をしていた。黄緑もいた。久しぶりの夕日にときめいて、それだけでももう完璧な1日だった。

 いつから愛してるよ!みたいな心になったんだろう。とっても痛々しいのかもしれないが、足りなくて苦しむよりよっぽどいい。

 今日はいい1日でした。みんなにありがとうという気持ち。餃子は優しく包むと美味しかったよ。

最近の私といえば。

 私は日夜、いくつもの布に絡めとられてる。だから毎日生まれたてのようだよ。一人に関わらず音が起きる。その今が永遠になって、後ろ髪を引かれる。右耳に残る石が痛いわ。

 静かな波止場、情動が温い。潮の泡に溺れるように。夢見心地に。唇が痺れたあの感覚も。そう。轢いていく。波が奪い去る。

 音楽が総て。生を伝ってくれている。わたしはいま、それだけ。眠っているだけ。

太陽、早く沈んでね。

 寝てた。気づいたら夕方になってた。

 夢を見た。その中で友だちと喧嘩をして、また別の友だちに久しぶりに会って。その子と私は神社に行って、お願い事をしてた。友だちと家族がまた一年、幸せになりますように。そう私は紙に書いていた。

 まだ他にも夢を見た。青い海に白と赤の大きな橋。空港までの道。夏のような感じ。

 私は目が覚めてからぼーっとしていて。なんだか確かに思うことは要らないってこと。あぁ、そっか。もう要らない。欲しくない。私傷ついたりしたくない。

 お願い、目を覚まして。そんな風に最近よく言われていたけど、なんか違う。私は今までの私を一つもあの頃はなんて言葉で片付けたりできない。痛々しいけど、どんな時の私もけっこうそれなりに向き合ってきた。

 金で失敗を買って、私は強くなるのです。

 

 それでね、お風呂からあがったらまた生まれ変わったよ。私頑張るね。大人になるためにまだ子どもでいることを頑張るね。誰に言うわけでもないけどさ、誰かに頼りたい、寄り掛かりたい誰かを、全力で受けいれられる私になるね。私こどもだから、求めることはもうちょっとあとにするよ。だからいつでもおいでね。

 私は私の言葉が好き。誰に認められるわけでもないけど、それだけで充分足りるものがある。

 1日の始まりは恐ろしい。今日もちょっと苦しくて動けそうにないから、少し眠らせて。

あんま世知辛くってボロ出ちゃうわ。

ラムネが溶けるまでのあいだ、少しお話でもしてくれないですか。叶えるはずだった今日も、眠らせようと思う。時間の流れがなんだったか忘れた。というか、そんなもの気にした時点でお終いだった。鉛のような身体に心が安堵している。いい言葉閃いたの!でもなんだか逃げ出した。夢の中では久しぶりに彼に会ったよ。どこか遠くを見ていた。画面を見つめて瞳に澱が溜まっていく。指先に憂鬱が蓄積されてく。痛いの。肚の中はみんなおんなじだって聞いたけど、それならこんなに笑えるみんなはおかしいや。こんなにおちゃらけて私楽しくない。ねぇまだ迎えにきてくれない。サイレンがヒビイテ、どこにもイケナイ。連れ出してくれるは音楽だけ。ただ、救いあげてくれる人がいない。いない。いない。いない。

 

こんなんじゃあ生きてけないよ。記憶が疎らな毎日が不安で、こんなんじゃあ涙が出ちゃうわ。私が多い?あなたが多い?全部が多い?こんなんじゃあ飲みこめないや。苦いチョコスプレーにそれでもあたしを委ねてみるね。優しくなるね。ラムネももう...